2010-01-01から1年間の記事一覧

「すみれいろレコード」の7inch

おもに関東近郊を猟歩し、趣味で収集してきた「すみれいろレコード」の7inchコレクションです。謎につつまれた自主系レーベル「すみれいろレコード」の7inchですが、古物店、ブックオフの100円コーナー、駄菓子屋、小僧寿司チェーン店などで入手できます。(…

玉とあけびの夜

夜半からの雨が磨きつづけるほの白い乱反射の夜明け。窓が戸外に折り重なる鈍角光線を標本に集める。 やるせない気持ちのまま「jk氏の哲学漫談でもやってないかしら」とねとらじをつけたら、まだ明けやらぬ早朝の雨のさざめきの向こうから、突然jk氏の声が降…

夢のうめ草

なぜか実家にいて、とつぜん渋沢龍彦が訪ねてくる。レコードを見たいというので、二階奥の洋間と日本間の押し入れを探す(そこにしまってあるらしい)が、レコードの山の代わりに、学研「ムー」のバックナンバーの山しか出てこず、焦る。そこでいったん途切…

はめ殺しの窓

空腹のまま寝て、空腹のまま起きる。電車の音がうるさいので窓はしめきり。むし暑い。「はめ殺しの窓」ってこういうこと言うのか。「はめ殺しの窓」というふしぎな口癖の、むかしの知り合いをふと思い出した。その人は、はめ殺しの窓を見かけると「おや、は…

セットだとスルーするらしい

それからまた、やるせない気持ちを抱えて(なぜか)リホーで長時間工作するなど。今回は無駄に気をつけながら作業したので、リホー酔いしなかった。 晴れたり曇ったり。むし暑い気候。 空腹のまま寝て、空腹のまま目覚める。生活リズムが1.5回転する。最高気…

"政見放送" riho and her computer band

大根泥棒氏に聴かせたところ「なに言ってるのかわからん」と言うので、「オリジナルを暗唱できるくらいのエキスパート用だから」と返したら「バカじゃねえの」とのことでした。

よる。 作業しつつテレビの新閣僚なんちゃらかんちゃらっていう中継の再放送を垂れ流しにしていたら、農水大臣がいい声していたので、部屋の音と音楽に混ぜて録音してみるなど。そうこうしてるうち、ふとjk氏の声が聴きたくなり、ねとらじをつけてみる。しか…

ナナサーへの手紙

おたよりありがとうございます。ごぶさたしております。また、きまぐれでこの日記みたいなやつを再開してみましたー。リスナーとしてはしばらく離れておりますが、ねとらじもいつか再開できたら嬉しいですね。そういえばGWに帰省したおり、ナナサーのあたりを自…

チョコバーの復権

最近のお菓子はうまいと、だいたい何を食っても感じる。たとえばチョコバーなんつってもアタスが小さいときは「お腹がすいたらスニッカ〜ズ!」とかいう白痴的なものしか知らなかった。たまに食っては「あっまー!」つって、ノドがおかしくなって「絶対アメ…

月刊イヤダ

月刊化してさっそく二冊目刊行です。2010年3月号です。前後しますがそのへんは自由自在です。矢継ぎ早の続編刊行なのですが、それというのも前号の売り上げが芳しくなくてですね、これはアートディレクションの見直しやら、いろいろテコ入れが必要だってこと…

ナ先生(誰)も書いたので、お!と思ったんだけど(謎)、昨日深夜の爆笑学問の再放送が面白くて、ついだらだら見続けてしまった(ブラタモリ再放送だけ作業の横目に観るつもりだったんだけど。。)。とくに汗ダルマ先生と番組の見どころをしゃべってる「100…

函館に行ったことがないを聴いたことがない

今日もなにもないところに向かってうわ言を書きにまいりました。なんで誰もいないのにいつも語りかけ口調かって? そうでもしないと精神の安定を保てないでしょう。完璧に独り言じゃないですか。完璧に頭おかしいじゃないですか。あ、語りかけても誰もいない…

火星銀座

はれ。 特になにもせずに過す。いつもだいたい何もしてないけど、今日はとくに何もしなかったような気がする。昼から夕暮れまで、イスのうえでしっとりする。しっとりしてる日とガサガサしてる日がある。そういえば、ガサガサするときは、ふりはらうようにな…

月刊「イヤダ」

先だってイヤダ日記の表紙をいろいろアレしてみたのですが、見返してみて(アタクスのイヤダ日記にかける思いと比較すると)「どうも手ぬるいなあ」という印象だったので、このたび月刊誌化に踏み切りました。これなら見出しふうにイヤダ日記のすばらしい言…

いつもどおり暇だったので、記事カテゴリ「作業」を新設しました。「軽作業」も作ってみましたが内容は未定です。「カテゴリを作ってから、あとで内容を考える」というのがコンセプトのカテゴリです。うそです。 夜っぴき作業。イヤダさん(誰)の先月の日記…

イヤダ日記のためのタイポグラフィ

また次にイヤダさん(誰)の日記を自家出版するときのためにタイトルロゴっぽいのを作った。以前、同じように自家出版した時は(会社でヒマな時に)突発的に始めたもんだから「とりあえず内容を読めさえすればいい」という感じで、表紙もちょー適当だったの…

起床するなり冷蔵庫のグレープ味の炭酸水をがぶ飲み。こどもか。なんだか暑いような気候。「炭酸水がぶ飲み」と書いてみるたび、とある人物を思い出す。 かまやつひろし氏の「二十歳の頃」という唄をカバーする。ワタスは楽器が出来ないので、たくさんのキー…

ぐどんなわたくしへ

消音したテレビが「ジニンダジニンダ」と、朝からずっと、ちらちらと光っている。 / どうやら晴れた戸外の、午前から正午をすぎ午后、夕暮れ手前まで、淡々とうつろう光のみちひきを見送りながら、ぼそぼそと手すさぶ。 / 部屋の中、澱んだり弾んだり、い…

スナイデル国際書道コンクール

おはようございます。2010年もいよいよ6月ということで、はやくも今年も半ばにさしかかろうとしております。6月といえばついにワールドカップが始りますね。みなさんはサッカーはお好きでしょうか。僕は大好きです。サッカーはやったことはないのですが、テ…

隠居が不老 おふろでフロー

「そういえばアタス、スカイプできたんだ」ということを、この前久しぶりに思い出した。急に始めて、特に前触れもなく、ただ単に気まぐれで止めてしまったから、コンタクト認証させていただいたお方がたに余計な心配をかけてないか(例えば、ブロックされた…

食卓の大ガラス

よほどすることがなかったのか、ぼんやりと「すみれいろ焼そば」とか「うどんゲイトリー」の写真を見返していて「ああ、この透明な皿にもすっかり慣れてしまったんだなあ。。」と呑気なことを思っていた。大は小をなんちゃらとかいうが、かれこれ数年来、ほ…

風は頁をめくるが、読むことはできない

東に行きたいなっていう気持ちはあるんだけど、やっぱり坂がいやで西の方へ出かける。曇りときどき雨。ものすごく冷える。場末to場末、地味な町並みをずっと走っていった川沿いにて、小さな古書店が通行者に向かって無差別に、なにやらゴリゴリしたかっこい…

マイケルうどんゲイトリー

以下に「マイケルうどんゲイトリー」を収納しました。おひまでしたら「続きを読む」を押して下さい。

マイケルうどんゲイトリー

自他ともに認める引っ越し好きで、多方面からの顰蹙も省みずかつてブログ上でも幾度となく新居自慢をしてきたワタクスですが、またも引越しました。渇いたコンクリートジャングルを離れて、今度はちょっと緑が多いところでスローライフを満喫するつもりです…

マジカルアワー焼そば

おはようございます。 まんじりともせず昨晩の冷めた焼そばをじっと眺めておりましたら、なぜだか分らないのですが「これを外に持っていって写真を撮りたい」という気持ちでムラムラしてきました。それで、すみれいろの朝の焼そばを撮影してまいりました。さ…

おかしな旅の誘いは、神の授ける(ひかりと無気力の)ダンスレッスン

朝がきても外の光がちらちらしないので、窓から顔を出すと空が曇ってひんやりしていた。大儀そうに踏み切りが鳴らすそばから、音が冷たい白いところにむかってすぐ吸い込まれる。白っぽい舞台装置のような朝。すぐ裏で効果音でも再生しているように遠近感が…

ひかりと無気力のダンス

テレビでサッカーの試合を観て、明け方まで寝た。ぐずぐずしたまま朝。外がうるさい。線路の補修工事かなにか、砂利をざらざらーざらざらーとやっている。その、ざらざらーざらざらーがずっと耳に残る。それから、部屋の前の廊下を誰かが行き交う足音がする…

壁掛けみたいな散歩コンテスト

土曜日は東に出かけようと思ってたけど、東には丘がある。丘を越えるのがやっぱりめんどう。それと、寝ずにどっちでもいいような作文をして、書いても書いても辻褄が合わずもともと混乱してる頭がどんどん混乱していって、気分も最高潮にドヨンとしていたか…

ある路地の思いで

ちゃんと勤め人として働いていた時分は、帰宅してなにがしか食べてぼんやりして寝る真際に、「ああもう全部面倒くさいなあ」という気分で日記に不時着し、そしてゆっくり、ぽそぽそと言葉が出てくるという感じだった。「言葉」なんて書くと偉そうだけど。「…

新島弥生の「恋はあせらず」という曲について

今日の言い訳といたしましてはですね、なんでいつも「おとぎ話ふう」にこだわっているかというとですね、アタスが読んでいてそういうブログが好きだからです。「おとぎ話ふう」っていうのは、「ホントなのかウソなのか分らない」というか「ホントのようなウ…