初恋の人が実家の仕事場で働いている夢。淡々とその光景があるだけで何も起きない。なにか起きろと夢を押してみたりちょっかいを出しても、(店先なんかの)空気人形のように景色がふわふわ揺れるだけで、なんの手ごたえなくも夢の光景は淡々と続き、そのまま目覚めた。
 夜に出かけると外気が生暖かい。春のようななにか落ち着かない匂いもする。公園の森に行くと前に見たうさぎがまたいた。どうも露天生活の人が世話しているみたい。うさぎは前よりも活発で警戒心もあるような感じで、枯葉の上をあちこち移動していた。その後、大根泥棒が自転車で派手にこけるなど。(2/2)

 見知らぬ三人の子供がなにかと戦う夢。子供は陰陽師のような魔法使いで、嵐のような大火事のようなすごい景色を背景に呪文を唱えると大量のお札か人形(ひとがた)?が飛んで来て魔物をどんどんやっつける。一人の子供がなにかの不幸を鎮めたあと、なになに(不幸の名前)はなんとかという神になり以後ここを護る。悪魔のほうは地獄に墜ちたが、それを畏れる気持ちを忘れたらまた不幸が起きるという。「きっと不幸な出来事が神様と悪魔に分裂するのが肝なんだな、、」と意味が分からないままなんとなく納得する。全編すごいスペクタクルなので興奮してその光景を書き残すが、それもまた夢というのを二回繰り返し、目覚めたらほとんど忘れていた。思い出すのを諦めてすぐ出かける。(2/3)

 夜に大根泥棒と食堂。この前の学友のブログの話になる。子供がいるわけでもないその人の言行、真剣さのこと。なにを守ろうとしているのか、なにに対する真剣さなのか。数十年のそれまでの自分の人生なのか。将来なのか。人生観が行動に及ぼす影響ってアナログじゃなくて0か1かの両極(デジタル)なものなのか。そういえば自転車ですっこけても以後もどうでもいい人とヘルメットをかぶる人のどちらかになっちゃうよねみたいな話など。