sop de kooning




 ネットでサッカーを観ている時の映像のノイズが大概の場合きれいで見とれてしまうんだけど、もぞもぞとノイズが揺れ動くのをぼーっと眺めていると、なぜだか知らないが画家のデ・クーニングを思い起こす。通信状況やバッファなどの条件でノイズは晴れたり酷くなったりする。その具象と抽象を行き来する様も、抽象表現主義の作家の試作をコマ送りで眺めているような感じ。





 こっちは印象派っぽい。映像の時間経過が積み重なるようなノイズの出来かたと、光や空気の時間変化を一枚のタブローに定着する印象主義の方法は、微妙に似ていておかしい。




 ナムジュンパイク feat.うしだ選手