諸星大二郎、細野さん、ナウシカ


 なにかの調べもので画像検索していた折、ふと、検索結果のとある漫画の一コマが引っかかった。しばらく考えていたら急に記憶が甦ってきた。子供の頃に親戚の家で読んで、なにか心に残っていた漫画だった。諸星大二郎の「不安の立像」という漫画らしい。諸星大二郎は一時、大根泥棒氏にそれとなくプッシュされたりしたけど、いまだに全然読んだ事がない。そもそも漫画を読まない人なので、なんとなくめんどくさい。「不安の立像」の一コマを眺めながら、どんな話だっけ、、と思い出そうとしたけど、あんまりスジは思い出せなかった。なんとなく、意味が分からないような話だった気がするんだけど。。 懐かしい気分もあって、どこかでまた読めたらなあ、、と思った。
 諸星さんについては、「すげえ変な漫画を描く人」という風評ばかり聞くので、いつのまにか(読んでもいないのに)「すげえ変な漫画を描く人なんだろうなー」という印象を持ってしまっていた。それからYMOの「マッドメン」の元になった漫画を描いてた人だとか、そんな印象しかなかった。
 YMOと言えば、映画版「風の谷のナウシカ」はそもそも細野さんがサントラもやるはずだったけど、上がってきたデモを宮崎駿が気に入らず、安田成美の主題歌だけが採用されたという話を聞いた。その没になった細野版のナウシカのサントラというのが無性に気になる。そもそも、なんで細野さんのところに話が行ったのだろう。中沢新一と本を出したりしてた時期とか、なんかその辺のアレがアレなんだろうか。
 ナウシカといえば、実は「巨神兵が今の私たちの人間のサイズと同等で、ナウシカたち(腐海に耐えられる改造種族)はとても小さい。そう考えると巨大な虫やら、タコやガンシップやらが飛行出来る物理法則も説明がつく」という話を見かけて、妙に感心した。