宇宙 - 茶の間 - うちわもめmix


 通常作業とまた別件であれこれ作業。
 premium cuts略してプレカツならぬ、ヘアカツことcost for haircutsと呼ばれる作業。
それとまた別件で、午后から近所の手芸屋を廻ってボアの生地とかボタンとかアレする。普段歩かないのと寝不足で疲れる。蕎麦食って帰投。なにしろおもくそ寒かった。
 それにしても昨夜はねとらじが濃かった。
 夕方と夜にjk氏の放送。チャットに初めてお邪魔する。放送のある種独特の敷き居の高さとは裏腹にいたって気さくな方でした。夜の放送はDJ-mixを披露されていた。去年の暮れくらいから「なんとなくそんなことをしたい」みたいな話は聴いていたけど、いよいよ全身表現家としてのjk氏の本領発揮か。昭和アニソンからロシア歌曲、プログレなどを無軌道かつ自在にmixする豪放さと志の高さ(いや高低というスケールには収まらないのだろう。ご本人はデタラメと仰っていた、偶然の産物、手放し運転、「神の曲」とも例えておられた)、その出力のチャームと間口の広さもさることながら、無軌道な音の奔流の狭間から聴こえてくる夫婦のもめ事の音声には降参するしかなかった。jk氏の手にかかると、夫婦のもめ事の音声さえもmixの素材の一部なのである。このようなmixがかつてあっただろうか。プレーする素材のグローバリズムとmix時のマクロな宇宙的視点、それらと共存する、ごくプライベートかつアットフォームな雰囲気を損なわない、聴衆とjk氏の茶の間の距離の近さ、そのインティメイトな感触がたまらなかった。
 夜中、寝ようと思ったらかのやんごとなき方によるやんごとなきラヅオがはじまり、それを拝聴(また某氏に教えていただき助かった)。数カ月ぶりに生で聴けた。やはり、やんごとなき生は最高だった。それにしても前回の録音を聴いた時同様、かなりの緊張と戸惑いが伝わってきた。それとも眠かっただけだろうか。しずしず喋っておられるのでかなりかわいらしい感じだった。新生やんごとなきラヅオは今後どうなっていくのだろう。いづれにせよ刮目したい。
 今日はさっき帰宅してねとらじつけたら、またjk-mixをやってた。早速つなぐとまたいきなり夫婦のもめ事が聴こえてきて、淹れたてのコーヒーを噴いた。あれはずるい。"宇宙mix"とか"mix-UFO"とか銘打ってるねとらじにつないだ直後、いかにも所帯じみた茶の間の夫婦喧嘩が聴こえてくるというのは、自分的にとにかく破壊力がある。夫婦喧嘩は犬も食わないなどと言うが、いかにも犬以下の馬の骨である。そういえば自分はモンティパイソンの爆発コントが好きなのだが、jk氏はどうだろうか。やはり爆発五郎だろうか?