ゆめラジオ


 どうせ身動きとれんのだ、と昨日はさっさと寝てしまい、いろいろ聞き逃す。
 未明。おもしろい夢を観て興奮ぎみに起きたら、部屋中狂おしいほどにすみれ色だった。今朝はすみれ色の勢いがものすごい。カーテンのすき間から入り込む弱々しい光が少しづつ、部屋中に一晩分のすみれ色濃度を貯えていったような、そんな夜明け。
 夢は、いろいろな手に職を持った妙齢の女性たち(看護婦、客室乗務員、アナウンサーetc)と、仕事の話を聞きながら代わる代わる一対一で食事(場末の民生食堂)をしていくという意味不明な状況。寝ながら性と食に関する夢をみるとはどんな一石三大欲求かと思う。景色の色にはビデオではなくフィルムのような妙な生々しさと存在感があった。やくざふう(なんかの業界人?)のおっさんに連れて来られたやたら狭っ苦しい定食屋で、女性アナが定食をお盆ごとひっくり返し、それを慌てて拾ってる間に私は皿に残った揚げ物を盗み食う。それから拾った揚げ物も「もったいない」とか言って食うシーンが強く印象に残っている。ここ半年で観た夢の中では突出して面白かった。「うあー!面白いなあ!」とあまりの面白さに途中で眼が覚めて、すぐにメモをとり、それから長い日記を書いた。それからラジオをしてその夢のことをしゃべり続けた。本当に眼が覚めてみると、メモなんて全然とってなかったので、それも夢だったと気付いた。
 それにしてもついに夢の中でラジオである。いよいよ来るところまで来たな○チガイ野郎と感慨深い。夢のラジオではなぜかシンディローパーグーニーズのテーマを選曲してるんだけど、いったいどんなふうに話の展開に絡めて選曲してたのか、、肝心なところが一向に思い出せない。それから「透明な刃(不能の暗喩か?)で云々」とか「神を前に愚息が面(おもて)をあげられない」だとか「春風が撫でるように受精する」などという放埒なフレーズを口走ったのも切れ切れに記憶しているんだけど、一体どんな無軌道なことをしゃべっていたのだろうか私は。。どうにかして夢のラジオを聴き返せないもんだろうか。とにかく実際の私の配信より格段に面白そうだったので口惜しい。普通に配信すると、なぜ毒にも薬にもならないようなどうでもいいことしかしゃべれないのだろうか。。

 少し前から気になっていたリンク元があって、今朝がた聴いていたとある放送でそれっぽい名前が出ていたので気になって尋ねてみると、○○と○○のいじられキャラがどうのこうのと釈然としない。なんなんだろう気になるけど、いつも私の魂を救済していただきありがとうございますと一言御礼申し述べたい。