【JK組曲】

また企画案。素材をざっくり準備する。
女子高生じゃなくて、某漫談のジョーカー氏ね。
そのジョーカー氏での選曲企画。これは、mixというより"JK組曲"と呼びたい気分。
恋の若大将が以前JK氏で選曲されていた。
自分もJK氏についてはかねがね、選曲企画をやりたいと思っていたんだけど、
なんせ相手はJK氏である。生半可な気持ちでは難しいなと。
集めた素材を通して聴いてみると、なんというか独特の面妖な「ぬめり」を感じた。
それからずいぶん黒い感じになった。(黒人的な意味ではなくて)

Sandals feat.やんごとなき方 (jk's dump mix) 〜値上げ編〜
Estacao do norte '77 ダンプ配信のJKへ。現代社会を(解体現場に)疾走するJK。 60
Transamazonica '71 都市のアマゾン(コンクリート・ジャングル)を駆け抜けるJK。38
Scatbird '72 哲学漫談のJK 07
My Spine (is the bassline) '82 JKのグルーヴ。クレージートークのうねりに捧ぐ 75
One man's meat'84 JKのグルーヴ。NWデスコ、密室デスコ。19
Wake Up&Make Love with Me77 恋の若大将の"tokyo joe"はジョーカーのジョー 18
ぬのやたいふう73 JKに歌ってほしい曲 05
no more75 よるまんにて、飲酒するJK。07


http://www.youtube.com/watch?v=KhtJWtWLm-Y


My Spine (Is The Bassline) / Shriekback (1982)
「えーと何年だったっけ?」とググってたら、よーつべが出てきてフイタw 動いてるのを観れるとは。
NWデスコ、密室デスコの名曲"My Spine (Is The Bassline)" 。
シュリークバックは元XTCのメンバーがやってたバンド。
2000年頃のNW(ニューウェーヴ)リヴァイバルでも、ずいぶん取り沙汰された一曲。
自分が初めて耳にしたのは、たしか90年代終わりころ、
アンディ・ウェザオールが編集したコンピレーションでだったと思う。
黒人が生んだファンクを白人が曲解&脱臼させたNWファンクは、
スライやYMOと同様、機械(リズムボックス、シーケンサー)と生演奏のズレ(脱臼)が生むグルーヴ、
そのズレを拡大解釈し、ほとんど、ズレだけにしてしまったようなダンスミュージックだ。
そして、ズレだけで踊らせるダンスミュージックの機能性は
(実際はそこで)鳴ってない音、鳴っていないリズムの要素を「想像して」踊ることができる、
積極的、能動的リスナーの耳において、初めて発揮される。