あさ。
nknyの放送を拝聴。映画「キッチン」の曲をかけていたので
ついつい、「あ、なんか知らんけど川原亜矢子のサイン持ってます」とかレスする。
そんで後で気がついたんだけど、川原亜矢子じゃなくて石川亜沙美だったよ! まーた、まちがえたよ!
この二人、今じゃ全然違うけど(かたやザギンのナオン系で現役、かたやケツなんとかの奥方)
デヴュー当時の雰囲気がすごくダブる。モデル出身とショートへアの中性的なイメージ。
しかし、石川亜沙美つって、ここを読んでいるお方に伝わるだろうか? マイナーだよな。
ちなみにこんな顔。




デヴュー当時の雰囲気はこんな。
花王ビオレ CM 石川亜沙美 http://www.youtube.com/watch?v=F8_cJCDV7HY
イオニア CM 川原亜矢子 http://www.youtube.com/watch?v=uFNj_wUWE0k
渇いたあともーつっぱらナイスぅ。似てるような似てないような。。イメージはかぶると思うんだが、
実際、自分は過去に何回も名前を間違えた記憶がある。
ちなみに、パイオニアのCMのセルフィーっていうコンポは使ってた記憶があるぞ。なつかしい。。

で、その石川亜沙美のサインがこれ



澁澤龍彦の中でもとくに好きなエッセイ、コスモグラフィアファンタスティカ*1の表3である。
どこか南の島に家族旅行に行ったおり、空港にて。デケー女がいるな!と思ったら石川亜沙美だった。
それほどファンというわけでもないし、別に著名人のサインを集めてるわけでもなかったのだが、
たまたま手にしていた文庫版「コスモグラフィアファンタスティカ」に目がいった。
日本広しといえども、石川亜沙美のサイン入りなんちゃらファンタスティカを持っているやつはいないだろう。
(しかし、、南の島に澁澤の「なんちゃらファンタスティカ」を持参する少年。今で言う中二病のはしりである)
石川亜沙美のサインはそれほど欲しくはないが、
石川亜沙美のサイン入り澁澤のなんちゃらファンタスティカは欲しい! 
なんか、サインしてもらうことで、自分だけのなんちゃらファンタスティカになる気がする!
かように馬骨少年は考えたわけである。。。なんか、あんま今と人間の中身が変わらないけどさ。
それに、石川亜沙美のサイン入り澁澤の文庫版なんちゃらファンタスティカとか、欲しがるやつがいるか微妙だけどさ。
石川亜沙美のファンと澁澤のファンがかぶるのか。微妙である。
澁澤的にデヴュー時の石川亜沙美を評せば、
さしずめ、中性的魅力を持った現代の両性具有(アンドロギュヌス)の象徴、、なんてところだろうか。
石川亜沙美のファンと、澁澤のファン、、やっぱ、かぶらねえな。。orz
そんな石川亜沙美も、数年前、突然ケツなんとかの奥方におさまり、
馬骨少年の昔日のアンドロギュヌス幻想も、見事打ち砕かれたのである。

ついでに、もうひとつサインものを。
(別にサイン魔ではない。自分からすすんで貰いにいったのは、この二つだけである)
尊敬するアーティスト、大貫妙子女史である。
軽く、私の神様である。いや、どっちかっつーと、観音様ですね。顔が観音様っぽいしね。
拙放送でも、よくかけさせていただいているし、
幸い「大貫!大貫!」言ってくれるリスナーさんにも恵まれ、おれは果報者だなーと感じる。




Taeko Onuki "summer connection" single ver. (1977)
♪→ http://kissho1.xii.jp/7/src/7jyou25406.mp3.html (key=00)

これは以前、仕事でご一緒した時にいただいた。
ガチガチに緊張した。なんと言っても、ものすごい尊敬するアーティストである。
それに、なんとなく怖いイメージがある。
仕事中は「やっぱ、こえーーな!」とか思っていたのだが、ピリピリした雰囲気の中、
この古いレコードを恐る恐る差し出し、「さ、サインください、い」と申し出たところ、
とたんに相好を崩し、「まあ、懐かしいわね」などと快諾してくだすった。

死んでもいいと思った。(ここ、田口トモロヲ風に)

以前、馬の骨が勤めていた会社が運営するサイトの目玉タレントが、
(70年代からの大貫妙子との盟友)教授ことs本龍一だったので、
いま考えると、教授のサインを貰うチャンスの方がいっぱいあったのだが、なぜか貰おうとしなかった。
一度だけ、出社途中のs谷dィスクユニオンに詩人・富岡多恵子の「物語のように故里は遠い」(1976)*2
オリジナルアナログがンー万円で出たことがあって、その時だけは迷った。死ぬほど迷った。
妙子は迷わなかったが、多恵子は迷った。
教授のサインは別に欲しくないけど、
教授のサイン入り富岡多恵子「物語のように故里は遠い」のオリジナルアナログは、死ぬほど欲しい。。
15年前の俺と、考え方が全く変わっていない。
結局、「誰のサインか?より、何にサインしてもらうか?」なのである。
しかし、今の極貧馬の骨からは考えられない、景気のイイ話である。
サイン欲しさに、CDで持ってるオリジナルアナログ、ンー万円を出すか迷う。
ただ、富岡多恵子の「物語のように故里は遠い」は、個人的劇的名番であることにかわりはない。
教授の関連作品では、一番すごいとさえ思う。
あのとき、たとえ無理してても、、後悔はしていなかったはずだ。。。一生の宝になったはずだ。。。
いろいろググってて、ECDのレコメンが熱くてフイタw →ttp://www.jetsetrecords.net/jp/columns/column/15
以前、拙ラジオでかけたときは、普通にスルーされました。まああたりまえだ。


*1:

*2:

物語のようにふるさとは遠い

物語のようにふるさとは遠い