み空のせつなグソ -platinum crescent-
昨日は結局、
近所の神社まで皆既○食を見物にいった。
空はどんみりと曇っているし、これはアレかなと思っていたら、
つかのま、雲間からわずかに金冠がのぞいた。
風にふわふわと流れる中天に、
はかなくただようクレッセント・プラチナム。
（おすとでかい）
さっきまで、 融通していただいた「やんごとなき方」の録音を聴いていた。
やはり、すごいなあと思う。
これは、やんごとなき方からのお中元。
○○さんとのコラボ放送のは、いつになく、しずしずと喋っていて、
今までにないくらい、女性らしい感じで、聴いていて切なくなった。
その次のは、いつにもましてブチ切れていた。
いちばん最初に、やんごとなき方の放送を聴いた記憶が、よみがえってきた。
なにか、自我を解放するかんじ。
初期衝動を大事に、ありのままに、丹念に、配信中に再現する感じ。
これは、やんごとなき方が奏でる、ブルース・パンクだ。
ブルージーなパンク。これは文字どおり破綻しているわけだが、
人の生きざまなんて、破綻の連続だ。むしろ、その破綻を認め、受け止めて、
ピュアなまま吐き出し続ける、やんごとなき方はすばらしい。
現世もねとらじも、みせかけだけの、はったり野郎だらけだから。
そういえば、
「せつなグソ」という言葉を、ものの本で読んだことがある。
せつなさのあまり垂れる糞のことを、そう言うらしいのだが、
気になって調べてみると、いろいろ出てきてたまげた。
なんと、漱石「吾輩は猫である」にも登場するとは。*1
今日は、やんごとなき方の
切ないかんじの放送、ブチ切れ放送を、たてつづけに聴いたので、
やんごとなき方の放送をたとえるなら、「せつなグソ」だなって思った。
やんごとなき方の放送を、たとえるなら、「チャーミングなせつなグソ」だ。
褒め言葉です。だめでしょうか。
今日は、
卍さんの音楽放送を聴いた直後の自板放送。再うpしてみます。
2009.06.02 (放送途中で切れたため2ファイル)
http://kissho3.xii.jp/100/src/1kichi11737.mp3.html
http://kissho3.xii.jp/100/src/1kichi11738.mp3.html
(DLkey=00)
