水、思うサル

東京は久しぶりに雨。
久しぶりに、朝からなんだか落ちついた気分。
雨がふると落ちつく。
なんちゃらイオンが、うんちゃらってのは、どうにもアレだけど、
あの気配、湿気、それからノイズがなんともいえない。
虚ろな心に、ノイズがとけこんでゆく。
贅沢は言わん。満たしてくれるなら、なんだっていいのだ。
まだ、熱帯雨林に住んでた猿だったころの、数万年の記憶を、
雨音が、静かにノックする、そんな朝。

たとえば、中沢新一は著作*1で「東京の高地と低地」をこう論じている。

  • 洪積層 「乾いた土地」・精神的なもの(神)につながる・「乾いた文化・社会」=弥生的
  • 沖積層 「湿った土地」・物質や肉体につながる・水の世界=死の匂い、「湿った文化・社会」=縄文的



雨の音、湿度や水の記憶、縄文的感覚。
自分的にとてもしっくりくる。



で、そんなこととは無関係に、飽くことなく大喜利をやっている。
実況ラジオがいくつかあったので、聴きながらスレになんか書こうと思ったら、
ま た 規 制 か よ 。
この前、数カ月ぶりに解除されたって喜んでた矢先。くたばれキャベツ野郎。

ねとらじも、大喜利をやってても、共通して感じるのは
2chってなに?」ということ。
情報の、質的なこと? 量的なこと? それとも、様式? 
なんだか分らないけど、意識させられる局面は多い。
2ch板対抗大喜利PHPなんだから、当たり前だろって話なんだけど、
あくまでも、郷にいれば郷になんちゃらのつもりでいるけれど。
たとえば、気まぐれに「●の作業@人権」とかにしたら、、
、、、実際やってみると、ものものしいですね。

とかなんとか。雨を聴きながらぼんやり思うなど。
もう数時間で、皆既なんちゃららしい。

近頃、寝る前に出久根達郎の「古本奇譚」を読み返している。
もっそおもしろい。