WC今大会。あの、ブブなんちゃらっていう応援の笛がうるさいでがしょ? テレビのボリウムを限界までしぼってるので、いつも以上に静まりかえった部屋で至近距離(およそ40cm)で画面と対峙している。モニタ対おれ、という真剣勝負。いや、モニタ、焼そば、おれ(ワタス)、という関係性。そうなった場合、自分の頭の中に反響する焼そばの咀嚼音が問題になってくる(そのくらいボリウムをしぼっている)。 ほとんど場合、うるさい実況は不要だけど、落ちついたいい実況やら、試合を内容以上に面白く観せてくれるような解説の場合もあるから、気を抜けない。それで、よけいシリアスに、葬式みたいな顔の観戦になってしまう。
 画像は「FIFA World Cup™ 2010 おれ対あんかけ焼そばを観戦するブラッター会長とペレ似のおっさん (LIVE)」。

 昨日のよる。油断してねとらじをつけてしまったせいで「お、サッカー実況やってんのか」などとついつい繋いだら、め君の放送だった。作業しながら拝聴。「ナイジェル・ワンセグワンセグ・マンセル)対応」という発言が印象に残った。が、その直前の「地上デジタル・マンセル」という言葉の切れ味がすごかった。まったく文脈と関係なく出てきたから。よく思いつくなあと。普段から面白いことを言ってやろうという準備があるのか、だらーと適当な世間話をしてる裏で、猛烈な勢いで頭がフル回転してるのだろうか。やはり、なんとなく喋ってることとはまったく違うことを頭は考えているのだろうか。むしろ、刀を抜いたときの切れ味のための、普段のだらだらなのだろうか。