ゆらぐ日本海

特にみじろぎせず、ぐにゃぐにゃして過ごす。
すみれ色の明け方頃まで、どこか憂いを秘めた不安定なお声が個人的にツボな話者の方とあれこれ文面で交流させていただく。やんごとなき方や師匠しかり、なんとなく自分は不安定な声がツボな気がする。アシッドフォークや繊細なSSW、ローカルジャズvoやら、そういう生々しい録音環境で録られたレコードなどで聴ける、不安定にゆらぐ声の美しさ同様、深く澄んだ冷泉でも覗き込むようなあの面妖な感覚。声の水たまりは刻々変化する光を反射する水面のように、さまざまに表情を変え、うつろい続ける美しさを感じる。
　そういう声の魅力ばかりに気をとられていたが、交流させていただいて初めて、漂うようなお声とは裏腹に、強い意思を持ったずいぶん芯のある方だなーと、軽い気分でお声かけした自分が急に恥ずかしくなった。それから意外や同業を目指されているということにもびっくりした。ご本人いわく「物乞いしてでも○○であり続ける人生」とか、なかなかそこまで決意のある方はいない。女性配信者だと思ってなめるなと、、重ね重ね自分が恥ずかしくなった。
　○ラウス・ノミが好きな女子大生とか、勇気出るわ!!!!　死ぬ！


　ゆらぐ日本海嬢が唄ったらきっとハマりそうな雰囲気で選曲。導入のジングルは以前やんごとなき方の配信用に作らせていただいたやつで、もともとモノラルだったんだけど、下手にコーラスをかけて疑似ステレオにしたら、うにゃうにゃした変な音になってしまった。。東北なんだか駒沢なんだか、jk氏ふうに言えば時空を超えたパラレルな感じに仕上りました。