駅に降りると日が暮れかけていて、そのまま川のほうへうろうろしにいった。風が吹いて寒い河川敷はひとけがない。荒れた草地をかきわけて流れのそばまで降りていくと、川のにおいと音がする。そこは流れが急に深くなっていて、とぷとぷと、ゆったりとなにか…
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