昨日につづき、ひどくむし暑い。暗がりでぼそぼそしつつ、熱をかき分け、いくらもがこうとも浮上できない。たばこに火をつけ煙を吸いこむ。そうして、じっと息をひそめる間にも、じわじわと身体に打ち込まれる綿の楔のような、緩慢な打撃のような湿った熱気…
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